2005年07月03日(日) 雨後曇り  ゴマダラカミキリムシ観察記−1

  昨年は、ゴマダラカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)に、我が家のバラの株元や幹を食べられ、退治するのに
 4、5株の穴にスミチオンを、何回も注入したので株を枯らさないで済んだ。

  そこで今年は、カミキリムシが、どのようにバラに卵を産み付けるのかを知りたくて、カミキリムシの生態を観察
 する事にした。

  6月21日朝、鉢植えのバレリーナのシュートをかじっている2cm位の小さなカミキリムシを捕獲し、プラスチック
 製の虫籠に入れた。



  6月27日、太陽公園でやや大きめのを捕獲して、虫籠に入れた。
 籠にバラの新芽を入れておいたものを、昼夜を問わずかじっている。












                                    7月3日、太陽公園のボランティア作業中に、仲間が
                                   ERの茎をかじっているのと、別の仲間がORに居たの
                                   を見つけたので、2匹を持ち帰り、籠の入れた。









  公園から持ち帰った2匹はオスとメスで、籠の中で交尾
 をしているので、慌ててデジカメに収めた。昆虫の交尾を
 見るのは、初めてである。


 Duke






  2005年07月05日(火) 曇り ゴマダラカミキリムシ観察記ー2

  公園のビクトル ユーゴ(HT)の株元で、卵を産み付けているところを見つけた。
















  見つけた時は、株の後ろ側で、お尻を土の中に入れていた。
  それが終わると、株の周りをうろうろしていたが、又株の後ろ側に行き、土の中に頭を5分位潜らせて
 何やらした後、株から伸びている茎の付け根を10分ぐらいかじり、その後身体を反転させ、お尻を
 今かじったところに充てて約10分。卵を産み付けていたに違いない。

  終わって株に登ってきたところを捕まえ、家の籠に入れた。3,5cm位もある大きなメスのカミキリムシだ。

 Duke


















  2005年07月09日(土) 曇り後夜大雨 ゴマダラカミキリムシ観察記ー3

  7月7日、午前中に庭のハナミズキの根元近くと、午後フェリシアの枝で動き回っているのと、2匹見つけ捕獲した。
 メスとオスである。

  数が増えたので、新しい虫籠を買って、この2匹を入れた。
 これで我が家の虫籠には、メス5匹とオス2匹の計7匹がいる。

  7月9日、メス一匹のところにオスを2匹入れたらどうなるか試してみた。

  オス同士で物凄い喧嘩を始めた。
 やや大きい方が優位で、小さい方のひげの付け根あに噛み付いて
 攻撃している。
  (添付写真ー1)

  小さい方が可哀相なので、引き離して別の籠に移した。

 Duke




 この20日間あまりの観察で学んだことを、纏める事にした。

 *カミキリムシの幼虫、テッポウムシは、バラを枯らす恐れがあるので、
  カミキリムシを見つけたら、捕獲して、自然界に戻らないようにする。
 *カミキリムシは、目も耳も無しに等しいので、見つけたら、
  捕獲するまで慌てないで大丈夫である。(添付写真ー2)
  噛まれると痛いので、首の付け根当たりを掴む。
 *オスとメスと体の大きさは、まちまちである。
  見分け方は、触覚の長さが、オスの方が長い。(添付写真ー3,4)
 *メスの方が、オスより多いように思う。
 *メスは遭遇しさえすれば、どのオスとも交尾を繰り返す。
  よってメスは、卵を幾つも産み付ける可能性が可也高い。
 *茎を食べられているのに、カミキリムシを見つけられなかったら、
  卵を産み付けられている可能性が高いので、要注意である。




















  2005年07月20日(水) 晴れ  ゴマダラカミキリムシ観察記ー最終

  
11日:籠のメス5匹のどれか分らないが、米粒位の白い卵を
       細い茎の中に産み付けていた。初めて見る卵だ。
       合計15個位の卵を産んだが、孵化には成功しなかった。
       そして今日までにカミキリムシが、全部動かなくなったので、
       ためになった観察を終ることにした。








  
12日:デッキの鉢植えのつるバラを絡ませるため、3月に元気の無くなったサザンカを切って、支柱に使っていた。
      何気なくリビングから切り口の所を見ると、おが屑状のものがいっぱいデッキに落ちていた。
      余り短くしたくないので、10cm位のところを切ってみたら穴が空いていた。
      3日後に又新しい屑が落ちていたので、サザンカを横にして、スミチオンを注入した。
      もうこれ以上食われることは無いと思う。



















  
20日:公園の手入れをしている時に、ビンゴ メイディランドの
       枝が枯れているので、先の方から切って行くと、
       株の近くが折れるほどになっていた。
       枝を切り取ってみると、大きなテッポウムシが枝の中を
       空洞にするほど食べ尽くしていた。







  バラには色々な虫が来るけど、ゴマダラカミキリムシが一番恐い存在だと思う。
 被害を最小限にするには、毎日の目配りが最良の対策のようだ。


 Duke














Lavender Lassie、 Shrub by Mrs.Takizawa

6月27日、籠の中で茎をかじっている2匹

7月3日、公園のバラで茎をかじっているところ

7月3日、虫籠の中のオスとメス

ビクトル ユーゴの株元に産卵後登ってきたところ

茎の付け根をかじっている

かじった茎の付け根に卵を産み付けている

株の後ろ側に頭を潜らせて何やらしている

添付写真ー1

添付写真ー2

添付写真ー3

添付写真ー4

5ミリ程の白い卵

切り口から、おが屑状のものが落ちている

枯れ木を横にして、いざスミチオンを

10cmほどきり戻したが、
3日ごに又、屑が落ちている

スミチオンを注入

公園で見つけた大きく成長したテッポウムシ